400号 発進塔:四十周年記念誌

掲載日:2013年07月25日

療育園を開園して四十年を迎えたのを機に記念誌を刊行した。十周年、二十周年の節目に発刊して、今回で三冊目となった。発刊した主旨は過去の記録を正確に残しておくという意味合いだけでなく、将来の運営に少しでも参考になればという思いもあってのものである。従来は編集委員が仕事の片手間に仕上げたものであるが、今回は大仁田さんご夫妻に頼ることも多く、一年以上の時間をかけて完成することが出来た。去る七月二十七日には、編集に関わってくれた皆さんの慰労とこれ迄療育園の運営に携わって頂いた方々へのお礼を兼ねて夕食会を開催した所である。

夕日を眺めながら…という期待は見事に外れてしまったが、久しぶりにお会いする方々もあり、楽しい和んだ時間を持つことが出来た。療育園恒例の夏祭りと重なってしまい、職員の皆さんは大変だったと思うが、いずれも盛会であり、感謝している次第である。

また職員の広報紙「浜木綿」も今回で四〇〇号の節目を迎えることが出来た。入園している園生の近況を保護者の方々へお知らせする為に、保母さん達がガリ版刷りで「はまゆう便り」として自主的に始めたものが少しずつ変化して今日の紙面になったものである。さらに内容を進化させなければと考えつつも、一方ではよく続けていると満足げな気持ちにもさせられている。

ところで療育園では記念誌以外に過去数冊の本を発行している。

重度重複障がいがある子ども達に教育が必要であることを訴えるようにと刊行した「私は負けないよ」や、生まれて間もない頃からの入院や入所を余儀なくされている園生に生きた証を残してやりたいという思いから、個々の療育記録を整理して、一人一人にとっては僅かではあったがまとめてみた「園生の記録」(上下巻)、交流二十周年を記念して刊行した「中国交流誌」はページの左側を日本語で右半分を中国語で併記するといった独特な編集をした。

この完成には、包宣先生に大変御苦労をおかけした。勿論これを辿ると包先生がいらっしゃったからこそ交流が始まり、続けて来れたものでもあった。

これから

個人情報保護法の施行で中断してしまった侭になっている園生の記録の資料を再整理して「園生の記録(個人編)」として編集することにした。実は今でも亡くなったりした時には個人別の記録をお渡しすることにしているが、今改めて入園した時から今日迄の各々の特記すべき事項を整理しようというものである。職員の皆さんにとってはまた新たな仕事が増えると思うであろうが協力して頂きたい。

その他にも「めぐり逢った人」と題して、療育園立ち上げにご尽力頂いた方、開園から現在に至るまで支えて頂いた方々、また中国交流など外部との交流に協力頂いた方など、記憶に鮮明に残っている人々の中から三十名を選んで、記念誌には載らなかったであろう私しか知らないエピソード等を含めて書きとどめておきたい。

さて、去って行った人の魂が帰って来るといわれるお盆も近いが、今年の夏は殊の外暑さが厳しい日が続いています。呉々も健康には気配りしてください。なお今年の中秋の名月は九月一九日になります。月餅を楽しみにしていてください。

一貫グループ会長
永野 義孝

今月の紙面一覧

1.「成年後見制度」懇談会
2.成年被後見人の選挙権回復 ケアホーム利用者の社会参加
3.トレッドミル設置 睡眠時無呼吸症候群 決算告示
4.クローズアップ:ロコモティブシンドローム①

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