420号 発進塔:謹賀新春

掲載日:2017年01月01日

明けましてお目出度うございます。
皆さんにとってこの1年が平穏でありますよう祈っています。

ふり返ってみると、昨年は熊本大地震による家屋の倒壊で多くの犠牲者がみられました。加えて阿蘇山の噴火もあり、自然の営みの怖さの一端を再認識させられました。経済的損失も甚大なものになりそうです。更に昨年の夏はたび重なる大水害や旱魃が各地で発生し、その傷跡は未だ癒えていません。而もこれ等の現象は日本だけでなく、世界各地で発生しました。テロや紛争も拡大し、多くの難民が今なお発生しています。

清水寺の貫主が1年を振り返って表現した一文字は「金」でした。しかし実際はそんな煌びやかなものではなかったようです。

私は自身の1年を振り返って、「忍」の年であったとしていますが、皆さんはどんな1年間でしたか。楽しいことや悲しいこと。笑ったり泣いたりしたこと。子供や孫の誕生を喜んだり、その入学を祝ったりしたこと。身内の人が亡くなり悲嘆に暮れたこと。旅行や買い物をした楽しい思い出。恋や失恋をしたこと。仕事に達成感を覚えたこと。またそれから逃げ出したいと思ったこと。子供の病気や介護で苦労したこと。子供の教育に家計のやりくりをしたこと。将来の生活に不安を感じたこと。疲れていて園生に辛く接したこと。等々、様々な経験をしたり出来事があったことでしょう。どうかそういった諸々を積み重ね、積み重ねして成長し、この新年を生き抜いて下さい。

人の一生というのは重荷を負って、山路を登るようなものです。お互いに声を掛け合って一緒に並んで進みましょう。決して気楽に日々を過ごしている人はいないのですから。

新年に向けて

まず、自分が今行っている仕事の中から、何でもいいから一つに疑問を抱いてみて下さい。そうすると必ず数々の疑問にぶつかる筈です。それを更に追及していくと多くの人は結局、今まで自身が抱いていた考えに捕われて、総てを肯定してしまいがちです。それが人情です。

然しそれこそが問題なのです。大切なことは、旧い従来の考え総てをまず洗い流して了うことが大事なのです。そして自分以外の他人の目線でもう一度見直してみることです。それをより可能にするには、苦い事でも直言してくれる真の友人や有能な上司に意見を求めるのも一つの方策と考えます。そうすると多分、従来と違った新たな思考や発想が生じるかも知れません。

若し相談する適当な人がいないなら、アレベール・カミュが言っているような、並んで共に歩むような友人をまず探してみてはいかがでしょうか。そしてその友人にも問いかけてみて下さい。思いもしなかった指摘や着眼点があるかもしれません。それを受け入れて、行動に移してみて下さい。「知るは行うに若かず」という言葉もあります。

なお、2019年春に竣工予定の療育園模型をロビーに展示しています。暇な時に観賞してみて下さい。

一貫グループ会長
永野 義孝

今月の紙面一覧

1.会長年頭挨拶 理事長年頭挨拶
2.クリスマス会 地震津波避難訓練 一年を振り返って(慈永会)
3.AMAT研修終了 合同文化展 県知事表彰 一年を振り返って(稲穂会)
4.ブライト企業認定 SPEED NIRS イルミネーション

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